風俗博物館
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日本服飾史

推古・飛鳥時代


  

天武・持統朝文官朝服


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 飛鳥時代の服装は従来不明の点が多く、むしろ奈良時代と同様に考えられていたが、昭和47年3月の高松塚古墳の発掘によってこれが解明の緒を見るに至った。即ち同古墳の壁画は天武朝末期あるいは持統天皇初期のものと考えられる。
 これは天武天皇の11年制定の漆紗の冠をかぶり、同13年の詔にある会集の日に用いる襴のある縫腋の袍を着、長紐をつけている、袍の色は14年制定の勤位の深緑色である。即ち内衣を襲ね、左衽にし、結紐、長紐を用い、白袴をはいている。

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1  漆紗(しっしゃ)の冠(かんむり)
2  漆紗の冠の巾子(こじ)
3  漆紗の冠の燕尾(えんび)
4  袍(ほう)
5  襟(えり)の結紐(むすびひも)
6  長紐(ながひも)
7  袍の襴(らん)
8  内衣(ないい)の袖(そで)
9  内衣の襴の襞(ひだ)
10  白袴(しろきはかま)
11  履(くつ)




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風俗博物館
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