風俗博物館
TOP 六條院拝見 貴族の生活 行幸の演出 六條院四季の移ろい 風俗博物館について
MENU
[服制の成立]
縄文式文化の時代
弥生時代
古墳時代
推古・飛鳥時代
奈良時代
[和様の創製]
平安時代
[武装の伸展]
鎌倉時代
室町時代
安土・桃山時代
[小袖の完成]
江戸時代
[洋風の摂取]
明治・大正・昭和時代
昭和時代前期
*
*
平安京へ出かけよう
牛車で清水詣へ出かけよう
輿で鞍馬へ出かけよう
虫垂れぎぬ姿で出かけよう
*

日本服飾史

平安時代


  

舞楽加陵頻


* *

 これは童舞(わらべまい)で4人舞い。紅白梅の枝をつけた金銅の天冠をいただき、体に鳥の姿を現わしたつくりのものをつけ、銅拍子(どうびょうし)を打って舞う。
 袍は緋の闕腋、袴は白の括袴、ともに彩色の刺繍がされている。 (だん)[段染]の脛巾(はばき)、糸鞋をつける。
 天竺国の曲で、昔、祇園精舎供養の日に、極楽の鳥とされる声の美しい迦陵頻(かりょうびん)が飛び来たり、舞ったのを妙音天が感じられ、翔舞にかたどり、この曲をつくられたという。
 左舞に属する。

*
1  挿頭華(かざし)[紅白梅の小枝]
2  前天冠(まえてんがん)
3  前天冠の飾(かざ)りの緒(お)[總角(あげまき)]
4  下(さ)げ美豆良(みづら)
5  迦陵頻(かりょうびん)の羽根(はね)
6  銅拍子(どうびょうし)
7  闕腋袍(けってきのほう)
8  括袴(くぐりはかま)
9  脛巾(はばき)
10  糸鞋(しかい)




*
風俗博物館
〒600-8468 京都市下京区堀川通新花屋町下る(井筒左女牛ビル5階)
TEL:075-342-5345 FAX:075-351-6947
ご意見、お問い合わせはこちらまで
(館長 井筒 與兵衛) mail
Copyright(C)1998,COSTUME MUSEUM All Rights Reserved.
*