風俗博物館
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日本服飾史

安土 桃山時代


  

キリスト教を信仰する武士


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桃山時代の天文年間に伝わった天主教[切支丹宗]が九州、近畿に伝道され、忽ち数万の信者が出来た。九州の黒田、大友、細川の大名が信じ、武士にも信者が出来た。
 これは武士の信者の姿で、前髪は切り垂らして茶筅(ちゃせん)に結い、小袖の上に袖無羽織を着て帯をしめ.欧州で流行のラッフル[襞襟(ひだえり)]を頸に巻き、コンタス[珠をつらねて十字架などがつけられている]をかけ刀を落し差しにしている。

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1  前髪付茶筅髪(まえがみつきちゃせんがみ)
2  ラッフル[ひだ襟(えり)]
3  袖無羽織(そでなしばおり)
4  小袖
5  帯
6  刀
7  コンタス
8  扇
9  刀の緒(お)
10  足袋




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