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当世具足に陣羽織をつけた武将 |
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天文12年［1543］ポルトガルの商船が種ケ島に来航、鉄砲を伝えて以来戦術は一変し、甲胄は鉄板のみによってつくられ、具足と呼ばれた。 これは鉄板を横はぎにした桶側胴（おけがわのどう）で、さらに胴には、中世欧州甲胄を模して中央に鎬（しのぎ）がつくられている。草摺は紺糸縅［威］の素掛、筋兜の前立には「関」という字がつけられている。紺糸毛引縅（こんいとけびきおどし）［威］の置袖、佩楯、籠手、臑当、上帯に腰刀をさし、黒漆の太刀を佩き、背の金箔の大きな丸紋がある革製陣羽織を着ている。 この具足、陣羽織とも伝来のものである。 |
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| 1 筋兜（すじかぶと） 2 筋兜の前立（まえたて） 3 筋兜の吹返（ふきかえし） 4 筋兜の  （しころ） 5 目の下頬［頬当（ほおあて）］ 6 目の下頬［頬当］の素懸垂（すがけたれ） 7 陣羽織 8 南蛮胴（なんばんどう）風の鎬立て付具足 9 当世袖（とうせいそで） 10 草摺（くさずり） 11 鎖佩楯（くさりはいだて） 12 鎖籠手（ごて） 13 太刀 14 脇差（わきさし） 15 軍扇 16 袴（はかま） 17 臑当（すねあて） 18 脛巾（はばき） 19 革足袋 20 草鞋（わらじ） 21 上帯（うわおび） |
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