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夏の束帯をつけた武官の殿上人 |
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これは公家の5位の武官夏の束帯で、冠は巻纓、 、懸［掛］緒紙捻、袍は緋紗の闕腋で、その下に二藍色穀織の半臂、忘緒、下襲、紅単、表袴、紅大口、襪、靴、石帯、魚袋、笏、檜扇、帖紙、衛府（えふ）［よう］の剣（たち）は平緒で佩び、平胡 に矢、弓を持つ。弓を持つ手は尊者に対し遠い側の手とする。 |
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| 1 冠（かんむり） a 巻纓（けんえい） b 纓（えい）の夾木（はさみぎ） c （おいかけ） d の緒（お）と懸（かけ）［掛］緒紙捻（おこびねり） 2 闕腋袍（けってきのほう） 3 平緒（ひらお）の垂（た）れ 4 半臂（はんぴ）の襴（らん） 5 半臂（はんぴ）の忘緒（わすれお） 6 袍（ほう）の裾（きょ） 7 下襲（したがさね）の尻（しり）［裾（きょ）］ 8 表袴（うえのはかま） 9 靴（くわのくつ）［下に襪（しとうず）を穿（は）く］ 10 衛府（えふ）［よう］の剣（たち）［毛抜（けぬき）形の剣（たち）］ 11 帖紙（たとう） 12 檜扇（ひおうぎ） 13 弓（ゆみ） 14 平胡 （ひらやなぐい）に組み入れた箭（や） 15 紅（あか）の鳥（とり）の子紙（こがみ）の間塞（まふたぎ） |
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