風俗博物館
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日本服飾史

江戸時代


  

肩衣長袴をつけた通常礼装の高級武家


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 3月3日、5月5日などの節日の登城には、大名も肩衣(かたぎぬ)、長袴、俗に長上下[長裃]をつけた。
 即ち、大名等の高級武家の殿中の普通礼装である。
 地質は麻の無地か小紋、肩衣には背と両身の胸の左右、袴の背面の腰板と合計4個の家紋をつける。これを熨斗目紋付の小袖の上にかさね、小さ刀をさし、扇を持つ。

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1  二(ふた)つ折髷(おりまげ)
2  長上下(ながかみしも)[長裃]の肩衣(かたぎぬ)
3  長上下[長裃]の袴(はかま)
4  熨斗目紋附(のしめもんつき)の小袖(こそで)
5  殿中差(でんちゅうざし)の刀(かたな)[小(ちい)さ刀(がたな)]
6  扇(おうぎ)[殿中扇]
7  長袴の腰板(こしいた)




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風俗博物館
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