風俗博物館
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日本服飾史

明治 大正 昭和時代


  

五節舞姫


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 大饗第一日に久米舞と悠紀主基両地方の風俗舞と五節舞が行なわれる。
 五節の舞は中古は新嘗祭にも奏せられたが、近世は全く絶えたのを大正天皇の御時から登極令によって再興されたもので、天武天皇の御時創案されたものと伝えられ、その曲に5つの節があり、又袖を挙げること、5度或いは5人の神女が天下って舞った、などで五節の舞といわれている。この曲は笏拍子と笛、篳篥に合わせて歌い、旧公卿華族の未婚の令嬢たちが5人奉仕された。[尚、控えの方が3人ある]
 服装は濃き打袴、青色綾の単、紫地綾の袿、蘇芳色の唐衣を重ね白地地摺りの裳、髪には金銅の梅の心葉に白の日蔭糸[蔓]をつけた手に濃緋の彩画の檜扇と帖紙を翳す。

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1  大(お)すべらかし
2  玉髢(たまかもじ)
3  長髢(ながかもじ)
4  心葉(こころは)
5  平額(ひらびたい)
6  釵子(さいし)
7  櫛(くし)
8  日蔭(ひかげ)の糸(いと)[蔓(かつら)]
9  唐衣(からぎぬ)
10  袿(うちき)[表着]
11  單(ひとえ)
12  打袴(うちはかま)
13  裳(も)
14  裳の大腰(おおごし)
15  裳の引腰(ひきごし)
16  裳の小腰(こごし)
17  檜扇(ひおうぎ)[衵扇(あこめおうぎ)]




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