夏の盛りに行われた女三の宮の持仏開眼供養の様子を展示した。
御堂念誦堂が竣工していないことから、御帳台が仮の持仏堂(厨子)とされ白檀で作られた御本尊(阿弥陀如来像)が安置された。
御帳台の前の花机には絞り染めの覆いが掛けられ、閼伽の具、紅白の蓮の花が活けられた銀製の花瓶、六巻の経典が供えられる。
講師、読師を始めとする七僧、公A、殿上人が参集、西廂にも多くの女房達が集まり法要の進行を見守った。