25. 双葉葵紋八稜鏡 25×25 江戸前〜中期
賀茂社の古神宝としては、天保六年(1835)度式年遷宮の徹下品が世上に名高い。
本鏡及び一連の双葉葵で飾られる品々の一部は、このような二十一年たびになされた遷宮において徹下された古神宝類とみて大過あるまい。花座鈕に一対の双葉葵を対向させ、二重の界線で内区とを区切り、外周を八稜とする。
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26. 懸守り 14×9×10 江戸前〜中期
四角に形成した芯部を双葉葵を織り出した赤地錦で包み、左右に鍍金金物を付す。
端金物には唐獅子牡丹文が毛彫りされ、紐金具は古様な切子とする。
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