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<宮廷文化のかたち>
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234. 公家被衣部分 |
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49. 高御座屋根雲上華形 12×23
大正天皇の即位礼に調進された高御座の屋根飾りの実物控。即位礼の前年である大正四年(1915)、京都の御用金物師の手になる。
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50. 高御座内装裂断片 大正時代 |
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51. 高御座 雛形 78×63(台) 大正時代
高御座は朝廷で重要な儀式がおこなわれるときの天皇の御座。
本具は大正天皇の即位礼に際して京都御所の紫宸殿に新造された高御座の十分一の縮小モデル。
即位礼に感動した篤志家により再現されたもので、御帳台をはじめ、萬歳旛・日像纛旛・大錦旛・中錦旛・小錦旛・威儀物捧持者などからなる。
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52. 後桜町天皇茵 81×81
掲出の茵は、後桜町天皇(在位1762〜70)御遺品として伝えられたものである。
茵は殿中に据えられる帳台のなかで用いられる坐臥具。白綾の鏡の中央に菊紋と四方に延びる菊唐草を刺繍であらわす。
縁は繧繝錦。
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53. 孝明天皇携行茵 21×42×5
孝明天皇(在位1846〜66)の御遺品と伝わる。通常の茵に比べ携行用のために小形で、二つ折りの構造とする。
白綾の鏡には唐花を中心に八藤を配し、四方に雲文を刺繍して、赤地牡丹文錦の縁をめぐらす。
裏は別文の赤地錦。行幸などの出御のために用意されたとみられる。
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風俗博物館
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