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有職裂
公家の染織文化は有職文化の中核をなすが、諸々の調進の度に、その記録を付した裂片が残された。
再調進の控えとして残されたものが大半というものの、ときに片は、殿上人の形見草のごとく分身のごとくに敬われた。
内裏にゆかりの裂片が少なからず巷間に伝存する所以でもある。
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107. 後月輪山陵 後幣絲
畳紙の墨書により、天保十二年(1841)正月の光格太上天皇の崩御に、仁孝天皇は諡号の制を復活し、泉涌寺内の陵前で諡号の奉告を行なった。掲出の絲はこのときの御幣に用いられた彩絲の残絲とみられる。
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108. 有職裂帳 31×45×7(帳)
清水谷伯爵家伝来の裂帳。
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109. 有職古裂帳 39×27×5.5(帳)
西村紅華旧蔵の有職裂帳。昭和二年(1927)に松岡映丘より返却の箱書をみる。
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110. 有職切集 A 30×45(帳)
清水谷伯爵家に伝来した有職裂を整理したもの。
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111. 有職切集 B 30×45(帳)
清水谷伯爵家に伝来した有職裂を整理したもの。
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112. 有職切集 C 30×45(帳)
清水谷伯爵家に伝来した有職裂を整理したもの。
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風俗博物館
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